poem(137)
あと30年経ったら
あと30年もしたら私はこの世界にいないかもしれない
いたとしても目もあまり見えなくなり
耳もあまり聞こえなくなり
毎日をぼんやり過ごすようになっているかもしれない
そのとき私はどこにいるだろう
30年前にここにいることを想像できなかったように
今は想像もできない場所にいるんだろうか
30年前の私はようやく一人でこの世界を歩き始めたばかりだった
親の元を離れて自分の手で稼いだお金で生活し
毎日せっせと働いて
休みの日はのんびり過ごし
かけがえのない出会いもあった
喜びもあった
美しいものを眺めたり
行ったことのないところに一人で行ったり
そして今はあなたと共にいる
あなたと出会うための人生だったなんて
言うつもりはないよ
出会う前にあなたにはあなたの人生があったように
私には私の人生があった それだけ
でもさ…実際、何のためだったのだろうね
まだ何かを探している私がいる
あなたもまた探している
残りの時間がどれだけあるか分からないけど
一緒に探し続けようか
その旅は…きっとそれもまた…
かけがえのないものに違いない
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