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2026.02.19

憲法改正し「強い国」「戦争のできる国」になることは必要か?

前回に引き続き、この話題。
高市総理は憲法改正に向けた議論を進めたいとしていますが、具体的には防衛費を増やして日本を「強い国」「戦争のできる国」にしたいようです。
第二次世界大戦の終戦以来、日本は日本国憲法に「戦争放棄」をうたい非戦を貫いてきたのですが、自民党が大勝するこの流れの中では「戦争のできる国」になることに世論も傾きつつあるように見えます。

同じ人類なのに他国と憎み合い、互いに「相手を攻撃する」ことを前提に軍事力を果てしなく強化し合い、相手をけん制し合うことは私にはナンセンスにしか思えませんが、そう思わない人が増えてしまったのかな…
ロシアが力でウクライナに侵攻し、アメリカが自国ファーストで国際協調のための予算を出し渋る21世紀にあってはそれも全く分からないわけではないのですが。以下、論点整理です。

Q 日本が防衛費を増額するのはいけないことなのか? いけないとすればなぜ?
・国民の生活が苦しいのに防衛費の増強でさらに苦しくなる
・福祉などもっと予算をまわすべきものがある

Q 日本が防衛費を増額する=「戦争をしたい」のか?
・「もし他国から攻められたときのために防衛費の増強は必要。戦争をしたいわけではない」という主張は理解。

Q 防衛費を拡大しているのは中国やアメリカなのに、他国は非難せずに自分の国にだけそういうのはおかしくないか
・周辺国が軍事力を増強しているからといって、同じだけ軍事力を強化することが国を守ることにはつながらない
・そもそも世界一の軍事力を日本が持つことは、国内資源などを考えると無理
・「平和」は同じだけ軍事力を持つことではない

Q ならば他国から攻められたら抵抗せずに降参しろということか。ウクライナだって抵抗している。
・「他国から攻められない」ためにするべきことは軍事力増強だけではない
・「戦争を起こさない」ことが大事

Q 具体的には?
・中国とは対話を欠かさない。刺激しないこと。
・アメリカ、中国、ロシア等とも友好的な関係を築くこと。何があっても非難しないということではなく、言うべきことは言えるよう対話を欠かさずコミュニケーションをとっていく。

Q 相手がいい人だとは限らない。仲良くしていても攻められることもあるのでは。
・日本に中国人がたくさんいればいきなりミサイルを撃ち込んでくる可能性は低くなる
・互いの文化に価値を認め合い、交流を深め、互いに反戦の意志が共通していれば戦争を回避できる
・孤立が戦争を招く
・いい人かどうかは限らないのは日本人でも中国人でも同じ。
・対話できる相手を増やし、戦争の抑止力となってもらうこと。それが日本の取るべき戦略なのでは。

甘いと言われそうだけど、果てしなく軍備を増強し、防衛費に金をつぎ込むことよりも他国との協調に尽力する方がよほど生産的なのではないかと思います。
てか、それが20世紀後半のスタンダードだったのにな。
やはり世界情勢の変化がそれを許さないということかもしれない。
ロシアの横暴を誰も止められないんだもの。
「力で世界を支配する」ことが正しいという世界にしてはいけないのに。

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2026.02.11

戦争ができる国になるのはいいことなのか?

 2026年2月8日に衆議院議員選挙があり、高市早苗総理が率いる自民党が戦後最多の316議席を獲得して他党に圧勝しました。
 対する野党は、高市総理が総裁になった直後、2025年10月10日に自民党との連立を解消し、立憲民主党と「中道改革連合」を立ち上げ、自民党に対抗しようとしましたが、小選挙区では全国で7議席しかとれませんでした。
 
 小選挙区制の選挙では1選挙区の1位しか当選しないので、このような圧勝が生まれやすいようです。でも比例でも自民党は67議席を獲得し、中道は42議席。公明と立憲を合わせた数としては前回の選挙よりも大幅に減らしていて、自民党が大勝したため比例復活する必要がなくなったのでおこぼれで6議席譲られるという、なんとも言えない状況。

 前回の衆議院議員選挙は2024年10月に行われています。当時の石破総理が就任8日目で衆議院を解散したことで選挙が行われましたが、この時は自民および連立を組んでいた公明が大きく議席を減らし少数与党になりました。
 この時は、野党勢力が結集すれば自民党を上回れたので、そういう話も出ていたもののまとまりきらず、自民党は選挙で議席を減らしたのに石破総理が続投。この時の選挙って何だったんでしょうね… SNSでは移民政策に反対する声が多く聞かれ、参政党が大きく支持を伸ばしたというのもこの時の選挙の特徴でした。

 石破総理が386日の在任期間で大阪万博が終わった後、マスコットキャラクターのミャクミャクとともに退陣し、女性として初めて高市早苗氏が総理になったのが2025年10月21日。

 そして行われた第51回衆議院選挙。
 高市総理が、自分を支持するかしないかで行われた選挙だったと認識しています。
 その結果の圧勝ですから、高市総理が国民から支持されたということで間違いないでしょう。

 …でもなぁ。
 私自身は自民党には入れませんでした。なぜって高市さんは故安倍総理の後継者であり、安倍派は裏金問題で多くの議員が下野していたんです。高市総理になったことで、裏金議員も旧安倍派議員も復活。一時代前に戻ってしまったようです。

 安倍一強時代には裏金以外にもいろいろな問題がありました。
 強い総理が生まれると、総理に従う政治家が優遇され、総理の言うことには誰も逆らえなくなり、総理に擦り寄って甘い汁を吸おうとする輩も出てくるし、桜を見る会の問題のように何でもありになっちゃう。

 総理個人が悪いというよりは権力構造ということかな…
 総理個人が人気があっても、ちゃんと自民党の中で政策を議論して、党として日本をよりよい方向へ導くようになっていけばいいんですが、今の自民党にはそんな期待はできない気がする。

 石破総理は人気がないと言われていましたが私は好きだったんですよ。
 国防についてはきっと思うところもあったろうけど、戦後80年の所感などを聞くと頷けるところが多かったし、バランスの取れたいい総理だったと思っています。
 小数与党でのかじ取りは大変だったろうけどがんばってくれていたのに、結局、総理を下ろされてしまいました。

 …何が嫌って「独裁」が嫌みたいだな、私。
 
 今回の選挙で、SNSのXでは「反戦」で盛り上がっているみたいに見えたのですが、選挙結果から言えば、それは単に私がそうであることによるエコーチェンバーだったと認めざるを得ません。憲法改正…具体的には平和憲法と言われる部分の前文や9条の改正もいずれ行われるのかも。つまりは、自衛のためだけではない軍拡が、私には理解できませんが「日本の平和を守るため」という理由で行われていく世界線が始まったということです。

 うーーーーーーん…
 確かにウクライナとロシアの戦争を見ると、こちらから仕掛けなくても大国から攻められるということがあるのが現実。
 アメリカも力で世界を牛耳ろうとするトランプ政権で、国連も機能しなくなってるように思います。
 日本国憲法の前文でいう「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」そんな国際社会じゃなくなってきてしまったかも(汗)。

 だとしたら日本も戦争のできる国にならないといけないのか!?

  終戦から80年。
基本的人権を謳う日本国憲法下で、平和に生きてきた私達が特殊だったのかなぁ。

大きな戦争が起こって人類存亡の危機に直面し、日本もその戦いに巻き込まれるSFのような未来が現実になりそう。
その前に私は寿命がくるのかもしれないけれど、人類の未来のために「反戦」と「平和」を願ってやみません。



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2025.10.13

石破総理「戦後80年所感」

お久しぶりです。
というか、またお久しぶりになってしまいました。

気が付けばもう万博も終わりだし、石破首相は総理を辞任することとなり、高市氏が自民党総裁となり、女性初の日本国総理が誕生するまで秒読みの昨今。

石破さんは今のところはまだ総理で、万博の閉会式にも出席していました。10月10日には戦後80年所感を出されました。閣議決定を経ていないので「談話」ではなく「所感」でしたが、この所感、とてもよかったです。
私は昭和40年代の生まれですが、おそらくこの世代は、太平洋戦争の後に生まれ、当然、戦争は知らないんですが、先の大戦がなぜ起こってしまったのかも全然学んできていないんですよ。
ただ「戦争はよくない、二度と起こしてはいけない」と言われるだけでね。

そこへきて昨今はロシアがウクライナに侵攻し、第二次世界大戦のような惨禍を二度と起こさないという世界的なコンセンサスが無意味と化してしまいました。アメリカもトランプ大統領の誕生で、世界の警察であることを放棄してしまいましたしね。
「力」が支配する世界に逆戻りです…その中にあって「戦争反対」だけでいいのか、日本も武装すべきなんじゃないかと主張する政党が国会で議席を伸ばしたりして、世の中どうなってしまうのか。

ただ「平和」が大事、「戦争反対」というだけではとてもその流れを止められない。

そう思ったところにこの、石破総理の「所感」がありました。

(引用開始)
政治と軍事を適切に統合する仕組みがなく、統帥権の独立の名の下に軍部が独走したという過去の苦い経験を踏まえて、制度的な手当ては行われました。他方、これらはあくまで制度であり、適切に運用することがなければ、その意味を成しません。

政治の側は自衛隊を使いこなす能力と見識を十分に有する必要があります。現在の文民統制の制度を正しく理解し、適切に運用していく不断の努力が必要です。無責任なポピュリズムに屈しない、大勢に流されない政治家としての矜持(きょうじ)と責任感を持たなければなりません。

自衛隊には、わが国を取り巻く国際軍事情勢や装備、部隊の運用について、専門家集団としての立場から政治に対し、積極的に説明し、意見を述べることが求められます。

政治には、組織の縦割りを乗り越え、統合する責務があります。組織が割拠、対立し、日本の国益を見失うようなことがあってはなりません。陸軍と海軍とが互いの組織の論理を最優先として対立し、それぞれの内部においてすら、軍令と軍政とが連携を欠き、国家としての意思を一元化できないままに、国全体が戦争に導かれていった歴史を教訓としなければなりません。

政治は常に国民全体の利益と福祉を考え、長期的な視点に立った合理的判断を心がけねばなりません。責任の所在が明確ではなく、状況が行き詰まる場合には、成功の可能性が低く、高リスクであっても、勇ましい声、大胆な解決策が受け入れられがちです。海軍の永野修身軍令部総長は、開戦を手術に例え、「相当の心配はありますが、この大病を癒やすには、大決心をもって、国難排除に決意するほかありません」、「戦わざれば亡国と政府は判断されたが、戦うもまた亡国につながるやもしれぬ。しかし、戦わずして国亡びた場合は魂まで失った真の亡国である」と述べ、東条英機陸軍大臣も、近衛文麿首相に対し、「人間、たまには清水の舞台から目をつぶって飛び降りることも必要だ」と迫ったとされています。このように、冷静で合理的な判断よりも精神的・情緒的な判断が重視されてしまうことにより、国の進むべき針路を誤った歴史を繰り返してはなりません。

(引用終わり)

めっちゃ大事です。
私は別に高市総理でもいいんですけど「冷静で合理的な判断よりも精神的・情緒的な判断が重視されてしまう」これだけはどうしても避けなくてはいけなくて、高市さんならそれはできると思ってるんだけどな。

マスコミって好きだ嫌いだっていう感情的な煽りが好きよね。
謀略も好きだしね。SNSはもっと。

民主主義の悪いところなんだけど、感情的に煽られることで合理的な判断がされないで選挙の結果が出てしまうのだけはまずいし、まずいのに、政治家がそれだけを目的に人気取りに走ってしまうのはもっと問題。

戦争の惨禍は避けないといけない。これは絶対に。
もし仮に日本がウクライナのような形で他国の侵略を受けるような事態になると仮定するなら、まずはならないようにまず手を打つことが大事だし、それは日本が核武装することじゃないはず。

台湾有事が本当に起こったら…日本の領土をどこかが侵犯したら…もしそうなったらどういう対応をとるべきか。
しっかりとシュミレーションし、対策を立てておかなくちゃ。核武装なんかじゃなく、ね。

そうか…
石破さんには総理をやめたら、この辺をしっかりと考えて対策を立てておいてほしい。総理だと忙しくてできないけど、総理じゃなくなったら、この辺に注力できるはず。元々、こういう方面が詳しい方だしね。
よろしくお願いします。石破さん。

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2024.01.21

2000年の1度の

2024年は元旦に大地震が北陸、能登を襲いました。2000年に一度と言われるほどの大きな活断層のずれが原因と言われています。

能登半島の突端、輪島や珠洲などが大変な被害を受けています。住宅は倒壊し、地面は波うち、沿岸部は津波が遅い、大地が大きく隆起して地形が変わってしまったとか。

輪島では大規模な火災も発生し市街地の一部が焼け野原になり、道路が寸断されて山間部は多くの集落が孤立しました。

能登へ続く道路が通れなくなったため、支援物資や救援も間に合わず、多くの方々が倒壊した住宅の下敷きになって亡くなり、避難先等でも震災関連死が相次いでいるそうです。

今日で震災発生から三週間、多くの住民は安全な避難場所に避難し、被災の酷かった場所は水道等インフラの復旧に時間がかかることからしばらくは自宅を離れて生活をしなくてはなりません。

阪神・淡路、東日本大震災、熊本地震…地震以外にも西日本豪雨など…阪神淡路大震災から、今年の1月17日で29年目になったそうですが、ここ30年くらいは切れ目なく、大きな災害に見舞われているように感じます。

天災だけでなく、2001年の9.11のテロに始まり、新型コロナウィルスの流行もそうですし、ロシアとウクライナの戦争、ガザとイスラエルの戦争…どうなっちゃってるんだろう。

テレビでは政治家がパーティ券の収入を申告せず裏金化していた問題が連日報道されていてこれだって大きな問題なのにそれがかすんでしまうような。

昔…私が子供だった昭和の時代もこんなだったかなぁ。

昭和は25年まで日本はガッツリ戦争していたわけですし、その後の高度経済成長も戦後の中での激動の時代で、健康被害の出る公害も各地で起こり、環境汚染が大問題になったりもしましたから、終始穏やかな時代なんてないといえばないわけですけど…

それでも戦争が終結して、その後にロシアとアメリカの冷戦も終わり、ドイツの壁は壊れ、これからは平和で穏やかな時代が来るってみんな信じてたんじゃないかなぁ。

2023年に「どうする家康」というNHK大河ドラマがやっていたんですが、戦を嫌って平和な時代を希求した家康の願いに最後、現代日本がオーバーラップして終わりました。そんなふうに「今」は平和で穏やかな時代…というのが私達の共通認識だったはずなのに、いつの間にやら不穏に。

日本の世界に対する立ち位置もかなり落ちてきて、円安も酷いし、すでに先進国とは言えないんじゃないか的な雰囲気も漂っています。というか、ずっと以前から予想されていたことですが、少子高齢化が加速していて「終わりの始まり」というような感も否めない。

2024年の1年はどんな年になってしまうのでしょう。

個人レベルでは自分のささやかな幸せを守るために、老後のために貯蓄をし、食料や防災グッズを備蓄し、いつ来てもおかしくないと言われる南海トラフ地震などに備えるしかない感じです。

どうかこの1年、せめてもう災害の少ない年でありますように。

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2022.08.18

新型コロナウィルスの感染状況の記録59

 本日8月18日の全国の新規感染者数が過去最大の255,535人となりました。

 先週は減ってきていたので、峠は越えたのかと思っていたのに、単にお盆で検査数が減っただけだったっぽい。死亡者も増えているし、東京でも沖縄でも、入院ができなくてみんな自宅療養。

 高齢者施設でもクラスターが出ているそうですが、入院はできなくて、感染が分かっても何もできない。そのまま亡くなる方もいるそうです。

 まだまだ増えるのかな…

 それでも非常事態宣言などは出ません。ほったらかし…どうなっちゃうんだろう。

 

 

 

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2022.07.29

新型コロナウィルスの感染状況の記録57

 ついに埼玉も7月28日の新規感染者数が1万人を越えて13058人。東京都は4万人越えで、全国では23万3100人ですって。もう桁違いでどれだけすごいのか分からなくなってきた…

 どこまで増えていくんだろう。

 とりあえず私自身はワクチン3回接種済み。

 クーラーのせいか、たまに鼻水やくしゃみは出ますし、夏の暑さでぼーっとなることはありますが、発熱はありません。でもこの先、不安だなぁ。いつ自分が感染するか分からないものなぁ。

 感染しても病院にはかかれない。そう考えるだけでもけっこうプレッシャーです。

 皆様、可能な限り、感染防止してご自愛ください。

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2022.07.25

新型コロナウィルスの感染状況の記録56

 このタイトルで書くの久しぶりです。

 もう終わりかと思っていたのに~!!

   第7波の感染が7月に入って急増、過去最高になってしまいました。

 7月23日の新規感染者数は全国で20万965人。1日で!!

  東京都は今日、25日も2万人越え。6日連続2万人超ですって。埼玉県も9,000人超。

 なんと言ったらいいか…いや、もうワクチンも3回も打ってるし、感染したって重症化しないんだから増えたって平気でしょと思っていたのですよ。ところが、これだけ増えると重症化する人も増えて、医療機関がもうパンクしているそうです。

 3回打っても感染するし、重症化するの? それとも打ってなかった人が重症化しているの? 今のこの状況をどう捉えたらいいか分からない。報道も追いついていない感じです。だって、感染爆発していてもイベントは3年ぶりとかって普通にやってるのよ? 週末の駅や百貨店は人でいっぱいだし、昼時のレストラン街は行列だし。どれだけ流行ってももう医療機関がひっ迫なんかしないと思っていたのに、何が今、起こっているんだろう。そして、私達は今、どうすればいいんだろう。

 これだけ流行っても緊急事態宣言は出る気配はないし、事態は放置されている。

 とりあえずワクチン4回目を打つしかないのかしら? 

 「コロナ禍」…前代未聞の事態は3年目の今年も現在進行形です。

 

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2022.07.19

安倍元総理に寄せて

2022年7月8日、安倍晋三元総理が参議院選挙の応援演説中に銃で撃たれ亡くなりました。

安倍元総理の私の印象は「いい人」。
そして自分の信じるもののためには「細かいこと」にこだわらない人であったように思います。

いい人だったから、安倍さんを利用しようとする人に対しても冷たくできなかった。
篭池夫妻に利用されてしまったことなどはその典型。
いい人だったから、自分に忖度する人達の善意や好意をそのまま受けてしまった。
桜を見る会の騒動がそう。
加計問題もそうかもしれない。自分に働きかけてくる人には利便を図ってあげたい。
えこひいきととられても、その人がやっていることは正しいのだから、と。
それを追求されると細かいことにこだわらないから次々とボロが出て「嘘つき」となってしまった。
悪人ではなかった。
細かいことにこだわらず、全体を見るのはいい上司の典型のはず。
でも本当に…全体を見ることができていただろうか。

安倍さんはいい人で、それなりに優秀な人でもあった。
努力家でもあったろう。
ただ、いかに優秀であっても全てを自分ができるわけではない。
それならば信頼できる優秀なブレーンが近くにいて、安倍さんを補完できればよかった
安倍さんが気にしない「細かいこと」を拾い、篭池氏のような人を遠ざけ、「桜を見る会」の拡大を抑え込み、憲法改正草案を変なイデオロギーに偏らずに作れるような。
いなかったはずはないので、安倍さんが頭が上がらない誰かの圧力があったんじゃないかとも思う。
本当に優秀で安倍さんのバランスを取れる人は遠ざけられ、持ち上げて安倍さんの地位を利用する人達だけが周りに残ってしまった。
総理を支えるのは激務だと思うので「やってられない」と離れていった人がいたとしたら、それは仕方がないと思うんだけど。
安倍さんはそういう人を護らなきゃいけなかったよ。
みんなに「いい人」じゃだめで。自分を律してくれる人を護れなきゃいけなかった。

安倍さんは優秀でいい人だったけど、普通の人だった。
好きか嫌いかと言われると私は「好き」ではない。
結局、あの政治の世界にあっては「普通の人はここまでしかできない」という限界を見せられているようで辛かったから。
だからといって、卓越して優秀な人が総理になったら功罪両方の面があるだろうから「普通」がちょうどいいとも言えるんだけど、「普通」では日本の未来はズルズルと後退していくだけ。
世の中の生きにくさは増していき、少子化は進行し、日本は全体として衰退していく。
誰も何もできず、手をこまねくのみ。

でもそれも仕方ない。
何かを一気に解決できる魔法なんて存在しない。
昔よりも今がよくなったこともある。人は昭和の頃よりもずっと自由になった。
安倍さんは現状を変えようとして、自由になった人々を「日本」に取り戻そうとしていたんだろうけど、それはかなわなかった。
でもそれでよかったんだよ。政界は引退して奥様と穏やかで静かな生活を楽しんでいただきたかったな。

安倍元総理のご冥福をお祈り致します。

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2022.03.27

新型コロナウィルスによる感染状況の記録55 他、近況

 3月21日で新型コロナウィルスの感染防止対策としてのまん延防止重点措置が全ての地域で解除されました。

 オミクロン株という変異種によるものと思われる感染者が爆発的に増えて、一時期は国内でも1日の感染者数が10万人と越える過去最大の感染者を出していましたが、徐々に落ち着き3月26日の新規感染者数は47338人。まだ少ないとは言えない数字ですが、病床ひっ迫は解消されているのかな。ただ東京都の今日の新規感染者数は先週よりも仙人以上増えているとの報道もあったし、沖縄では過去最大となっているようですし、なかなかまだまだ安心とは言えない感じ。

 でも…新型コロナよりももっと深刻な問題が発生してしまい、報道もそれどころじゃなくなっています。

 北京五輪が閉幕した直後、2月24日にロシアがウクライナに侵攻しました。

 当初、ウクライナの首都、キエフの陥落まで1週間かからないだろうと言われていましたが、3月27日現在、まだ首都陥落には至っておらず、停戦協議も行われてはいるもののなかなか進展せず、戦争状態が続いています。連日、ウクライナの各都市がロシアの攻撃にさらされて、多くのウクライナの人々が国外への避難を余儀なくされ、一方、男性は国内に残りロシアとの戦闘を継続している様子。

 ロシアの一方的な侵略にさらされているウクライナに対し、西側諸国と言われるヨーロッパやアメリカは、ロシアとの全面戦争となるのを恐れ、今のところ表立っての軍事支援はできていません。ロシア側は核兵器の使用もちらつかせ、他国の介入をけん制しています。

 …こんなことって…

 私、もう人類は第二次世界大戦で凝りて、人間同士で争うのはバカバカしいと悟ったんだと思っていました。イラン・イラク戦争や湾岸戦争、9.11などももちろんありましたけど、それらはごく一部の地域でのもので、まさか大国ロシアが世界中から非難されることを承知の上で、ウクライナを侵略するなんて。

 米ソの冷戦だってすっかり過去の物となっていたはずなのに、何てことだろう。

 平和が一番だと人類は等しく悟ったんじゃなかったのか。世界はグローバル化したんじゃなかったのか。

 この戦争が世界中に与えた衝撃って多分、新型コロナ禍に匹敵するんじゃないかと思います。人類はこれからどうなっちゃうんだろう。

 とりあえずまだ核兵器は使われていませんが、何が起こってもおかしくない。2022年で世界が終わってしまうことにならないように祈ります。

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2022.01.22

新型コロナウィルスの感染状況に関する記録54

 感染者が急激に増えていてもう検査も意味なくなってきているけれど、おそらくオミクロン株と思われる新規感染者数が全国で急増し、まん延防止重点措置が1月21日から16都県を対象地域として発動しました(東京、埼玉、千葉、群馬、神奈川、新潟、愛知、岐阜、三重、香川、熊本、宮崎、長崎、広島、山口、沖縄)。

 でもテレビ報道など見ていても非常に混乱しています。

 何をするべきで、何はしなくてもいいのか…ステイホームはしなくていいらしいですが、大勢で宴会とかはしちゃだめだし、まん延防止重点措置の対象地域では、また飲食店が8時とか9時に閉まってしまうようになりました。仕事で帰りが遅くなると、またコンビニだわ…

 てか、飲み会はずっとしてないし、友達と遊びにもいかなくなってるし、結局、感染者が減ってた時期も、増えている今も私自身はやってることは同じ。マスクもずっとしているし。もともと鼻炎持ちで、花粉症もあるため、くしゃみや鼻水でティッシュの使用量は増えているけど、これが実はオミクロンだったとしても分からない。

 結局のところ、みんなそうなんじゃないだろうか。感染力が強いけれど、症状は比較的軽症で、肺炎などで重篤になることは少ないと言われるオミクロン。もちろん、風邪だって人によっては命に関わるわけだから感染していいわけじゃないけれど、もうなんとなく感染者が増えたからって、まん延防止重点措置を発動してステイホームだ、人流抑制だというのは意味がない気がする。

 でも何もしないで感染者が増えていくのを放置するわけにもいかないから、一応、まん延防止重点措置出してみました…くらいな感じじゃないのかな…

 そうなると、感染者やその濃厚接触者の隔離措置や、経過観察なども必要なの?って思うよね。必要だ、やらなければ、となっているから保健所もとても追いつかないし、入院できなくて自宅待機の人に食料やパルスオキシメーターを送らなくちゃいけなかったりして、現場はひっ迫している。3日くらいで治るのに、その後もずっと自宅待機だから大変なわけで。一方で、無症状で気が付かなくて、普通に生活している人がきっとたくさんいて、そこから感染が拡がっているとすると、もう感染が分かった人だけ自宅待機にする意味がないんじゃないだろうか。

 と、素人の私でも思うので、実はみんなそう思っているのに、そう言っちゃうとこれからもっと感染が拡大していったときに責任問題になるのが怖くて誰も何も言えず、どっちつかずで結局はあまり意味のない「まん延防止措置」だけが一人歩きしているような。

 いや、分かんない。それが必要な地域もあるのかもしれない。結局、誰にも何も分からない。だから意味があるのかないのか分からないけど、とにかくやれることをやってるんだよね。

 なんかなぁ。

 このコロナ騒動が過去のものになったときに、当時がこんなにドタバタしていたことは未来に向けて何かの教訓になるんだろうか。

 未知のウィルス、未知の病が発生したら、人類って結局こんなふうに対応するしかないんだろうか。

 一つだけ言えるのは…トンガの噴火もそうだけど、自然災害も何もかも過去になかったからって「あり得ない」ことなんかない時代になってしまっているということ。

 私自身は今はトンガの噴火がやっぱり心配です。トンガでの海底火山の大噴火は2022年1月15日、日本時間で13時10分頃に発生。日本でも空震によるものと思われる潮位の上昇がありました。小型船舶の転覆などはあったみたいですが、それ以外の被害は報道されていません。

 でもトンガは多分それどころじゃない。海底ケーブルが切断されてしまったせいで情報が全然入ってこないけどまさに前代未聞の大噴火。これがトンガじゃなくて日本列島で起こることだって十分あり得る。関東地方が丸ごと吹っ飛ぶような噴火が。

 そして、今後気象にも影響があるのかも。

 本当に何があってもおかしくない。でも、結局、私達はこの世界で、これまでの経験では予測できない何かが起こり、世界が変わっていっていることを予感しながらも、少ない経験値でそれ以上のことは起こらないことを信じながら毎日を生きていくしかないんだよなぁ。

 そういう不安をみんなが感じている。それが人々の心と身体にもたらす影響も小さくなさそうで心配です。

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