旅行・地域

2020.09.21

私の「また行きたいホテル」ランキング

 旅行が趣味…とはもっと旅行好きな方もいるのでとても言えない、ごくごく普通の旅好きな私。でも2020年はコロナ禍でどこにも行けていませんでした。長い休みにもずっと部屋にいて、でかけるといってもせいぜい都内にお買い物くらい。ガマンしきれず、先月は横浜のホテルに一泊してホテルライフ、そしてこの4連休は秦野市の温泉施設に一泊してきました。

 秦野市というところは初めて。一人で泊まれる温泉を検索したらヒットして空きもあったので急遽予約しました。小田急線の小田原よりも手前に位置していてここに住んで都内に通勤している人も普通にいそうなので、旅行と言えるほどかどうかやや微妙な場所ではありますが、ちょっと贅沢して新宿からロマンスカーに乗って行ったら旅気分が多いに盛り上がり、温泉も気持ちよくて、久しぶりの小旅行を満喫してきました。

 今回泊まった宿は一人で泊まれるのには理由があって、ビジネスホテルみたいな一人部屋がちゃんと用意されている宿でした。助かるわ~。いや、もうね、コロナもあるし、これからの旅行はますます一人旅が多くなりそう。友達もみんな忙しくてなかなか都合が合わないし、私も日本国内ならどこだってもう一人で行くのが気楽だしね。でもね・・・ちょっとした旅館はまだまだ一人で予約取りにくいのよね。

 たとえば、アンダリゾート伊豆高原が私にとって「また行きたいホテル」ランキング第一位なんですが、なかなか一人だと敷居が高い。一人の部屋もあるんですがバリ風洋室にまた泊まりたい。しばらく行けてないなぁ。

 今回泊まった宿は、その点、ちゃんと一人部屋もあるところがかなりポイント高かったです。

 でも、ちょっといろいろマイナスポイントも多々あったので、改めてでは私はどんなホテルがいいホテルでまた泊まりたいポイントなんだろう…と少し考えていました。

 1位はもう書いてしまいましたが上記のとおり、アンダリゾート伊豆高原。ホント大好きなんです。

 2位は長野県松本市のブエナビスタ松本。無料で体験できる露天風呂日帰り入浴が最高。また行きたい~。松本がね、また素敵で。市内から望む山並みが素敵。美ヶ原高原美術館までもバスでいける。前に行ったときは塩の道まつりでした。にぎやかで面白かったなぁ。

 3位は横須賀の観音崎京急ホテル。全室オーシャンビュー、隣には日帰り温浴のSPASSOがあり、とにかく海を臨むロケーションが最高です。オフシーズンに一人で予約取れたことがあったので、またそういうプランがあったら行きたいなぁ。横須賀美術館も徒歩圏内にあって、合わせて楽しめます。

 4位は田沢湖ローズパークホテル

 ホテルも素晴らしいですが、ここはやっぱり田沢湖がいい。新幹線の田沢湖駅からバスで田沢湖まで行ったら遊覧船に乗ってホテルまで行ってください。気持ちよかったなぁ。

 5位は南三陸ホテル観洋

 自分が行きたいというよりは、私は好きでもう何度も行ってしまったのでお勧めホテルの一つ。オーシャンビューが最高で、窓にウミネコが来て、温泉がまた海を臨む露天風呂で、めっちゃ贅沢気分になれるホテルなのにリーズナブルです。仙台から南三陸までも無料で送迎バスが出ています。行かれたら、震災の語り部バスもぜひ乗って行ってください。

 ホテルが素敵なのはもちろんですが、やっぱりロケーションも「また行きたい」と思わせる重要なポイント。5位までのホテルはロケーションも素晴らしい。

 でも、6位以下はもう普通にビジネスホテルなんですよ。特に私はコンフォートホテルと東横インが好き。あと釜石のベイシティホテルも好き。場所として好きなのも、宇都宮、高岡、仙台、郡山、釜石、一ノ関など、いろいろです。仙台在住時代の影響でどうも東北に偏っていますが、友達が住んでいる高松もいいし、今なら空いているという京都もまた行きたいです。あと、名古屋でまた味噌煮込みうどんも食べたい。札幌もまた行きたいー!

  上に書いたのは過去、行ったことがある場所ばかりですが、まだまだ私の知らないいい場所もあるんだろうなぁ。

 今回の温泉旅行も、入浴と食事以外のときはほぼマスクをしていました。

 新型コロナはどうなるんだろう。また3波とかくるのかなぁ。また行きたいホテル、みんな営業、大丈夫かな。

 また新型コロナ対策は怠りなくいろいろな旅行を楽しみたいです。なんて、考えることは皆同じ、この4連休は観光地、かなりの人出だったようですね。2週間後、新規感染者数が増えませんように。

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2019.09.08

そうだ! 物産館へ行こう!

 前回の記事で、8月10日から夏風邪をひいた話を書きましたが、一度風邪をひくと年のせいか治るまでに時間がかかるんですよねぇ。とりあえず研修の講師は咳き込みながらもなんとかこなし、先月は24日、25日に、東日本大震災後、復興支援で東北で働いていたメンバーと、宮城県の南三陸町で大同窓会があったもんですからそれにもしっかり参加しました。

 その後、夏休みもとっていたので、風邪はいったんは回復したように思えたのですが、先週は非常に調子が悪く、咳もぶり返したため、今は咳に効く漢方、麦門冬湯という薬を飲んでいます。体も肩や背中が痛く、足も椎間板ヘルニアのときのような痛みとしびれが出てきて、椎間板ヘルニアだったら、また治るまでに時間かかるし、旅行もできないしどうしよう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルって感じだったのですが、行きつけの内科で処方された上記の漢方と、肩の痛み用の湿布が効いたのか、この週末は元気。足の痛みも無くなって普通に歩けるようになりました。椎間板ヘルニア再発、じゃなかったのか…ほっ。

 というか、週末だからって家でゴロゴロしているともしかして体調が悪化するのかしら。南三陸に行った時も体調はよくはなかったのですが、行ったら元気になったもんなぁ。

 陸前高田や大船渡など、4年前にはまだ図面でしか見たことのなかった、津波で被災した三陸海岸沿いの町を見てきたのですが、津波で流された場所に新しくおしゃれに生まれ変わった商店街などが立ち並んでいて、復興支援にちょこっとでも携わった身としては感無量の素晴らしい旅となりました。

 で、その際、買い物も復興支援だ、ということで、

 気仙沼ではさんまの燻製「さんまくん」

 大船渡ではさいとう製菓の「プレミアムかもめの玉子」

 仙台ではお茶の井ケ田の生クリーム大福「喜久福」

といろいろ買って帰ってきたのですが、これでしばらく東北にもいけないんだなぁと思うとすごくさみしくなってしまい、関東でこれらが買える場所がないのかと考えてみたら…

 うん、あるじゃないですか。なんてったって日本の首都、東京ですよ。日本全国各都道府県のアンテナショップ「物産館」があるんです。日本橋にある福島の「コラッセ福島」だけまだいけてないのですが、岩手、宮城、青森の三県はチェックして参りました。

 

 まず、岩手。岩手の物産館「いわて銀河プラザ」は東銀座の歌舞伎座の向いにあります。もちろんありましたよ、「かもめの玉子」。大船渡の「カモメテラス」ほどのラインナップはなく「プレミアムかもめの玉子」もなかったんですが、その代わり、東京限定の「かもめのの秋便り ぶどう」がGETできました。

 

 次は宮城。宮城の物産館「COCO MIYAGI」は池袋のサンシャインに行く途中にあります。分かりにくかったー! いえ、分かってしまえば行きやすい目立つところにあるんですが、池袋、ごちゃごちゃしてますからねぇ。もちろん「さんまくん」も「喜久福」もありましたし、笹かまも売ってるし、二階は伊達の牛タンのレストランだし、うん、また牛タン食べたくなったら行こう。ずんだシェイクも飲んできました。おいしいのよねぇ。

 

 そして青森。青森の物産館「あおもり北鮮館」は飯田橋にありまして、ここは実はいつも、メディケアダイエットのカウンセリングの時に前を通るのです。りんごを二つ買ったのですがおいしかったなぁ。青森りんごならスーパーでも買えますがちょっとプレミアムな感じ。林檎チップスも美味しかったし、サバの煮つけの真空パックも購入しました。なんといってもカネショウのりんご酢があったのがうれしい。これで通販で送料払って取り寄せなくても買えるわー。このりんご酢、炭酸で割って飲むと美味です♪

 

 ということで関東にいれば東北三県のお土産が、おおむねGETできることが判明。恋しくなったらまた行こう。

 でもまだ、ぴょんぴょん舎の冷麺や、牛乳瓶入りウニや、牡蠣の食べ放題は、東京で出会えていません。ぴょんぴょん舎は銀座にあるというのを昔、見たんだけど。 

 もちろん東北にもまた行きますけどね♪

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2019.08.13

仙台七夕まつり2019

Img_0696   今ではすっかり過去の ことになってしまいましたが、2013年10月から2015年9月までの2年間、東日本大震災後の復興関連の仕事で宮城県仙台市に住んでいました。

 関東生まれの関東育ちの私が他の地域に居を移すのは人生でも初めてのことだったのですが、あまりにも仙台が便利で素晴らしいところだったので、すっかり気に入ってしまいました。

 いつか、また仙台に住めたらなぁ。

 そう考える人は私だけでないようで、仙台には「関東出身だけど今は仙台ですよ」なんて人、けっこう多いです。

 冬は寒いですけどね。夏もそこそ こ暑いですが、埼玉ほどじゃないw

 そんな仙台の大好きなイベント「七夕まつり」を今年は日帰りで見てきました。仙台の七夕まつりは毎年8月6日、7日、8日なのですが、今年は全部平日だったんですが、昨年、見 そびれたので今年はどうしても見たくて。

 毎年、趣向を凝らした飾りが仙台駅前からずっと、アーケード内に飾られます。

 「まつり」と言っても、何か踊りやパレードがあるわけでなく、この七夕飾りを楽しむお祭りですが、私はこのイベント大好きです。また来年も見に来たい。最初の写真は今年の、かまぼこの鐘崎さんの七夕飾り。いつも素敵な、一風変わった飾りを披露してくださる鐘崎さんです。

 アーケードのたくさんのお店がそれぞれ提供してくれるのがまた楽しいのです。

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2019.01.02

2019年の始まり

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 あけましておめでとうございます。
 2019年は船の上で迎えました。
 以前、仙台に住んでいた時に、松島で遊覧船に乗って海の上から初日の出を見るというバスツアーに参加したことがあって、とてもよかったので、関東でもそういうのがないかなぁと思って探したら…ありました。

 昔、よくテレビのCMで聞いた覚えのある♪さんふらわぁ~♪って分かります?

 その、さんふらわあが、大晦日の夜に茨城県の大洗から出て、横浜の八景島まで行き、洋上から八景島のカウントダウン花火を見たのちに、元旦に大洗まで戻ってくるというツアー。

 犬吠埼沖から初日の出を眺めることができます。
 2019年はちょっと天気が心配でしたが、さすが、私の晴れ女パワー♪
 ちょっと雲がかかっていて、太陽がのぞくのが遅かったんですけど、ちゃんと見事な初日の出を見ることができました。

 さんふらわあは、お高いスイートや個室がたくさんあって、今の時代はそちらの方から先に売れていくそうです。

 私は一番安い、二等船室の大広間。
 でも、ちゃんと個人別にカーテンが引けて、自分のブースが割り当てられています。ベットじゃないですが、病院の大部屋みたいな感じ。
 もう一昨年になりますが、やはり正月の特別列車で夜行のカシオペアに乗ったことがあって、寝台車の魅力に目覚め、今は失き北斗星の寝台を模したホテルにも泊まってみたことのある私。
 大広間も修学旅行みたいで面白かったです。

 コインロッカーもタダで使えるし、大浴場もあるし、トイレは綺麗だし、着替えるところや座って化粧できる場所もちゃんとあるし。

 二等船室は船の真ん中にあって窓がないのですが、部屋の外にはロビーがあって、そこでゆっくり海を見ながらくつろげます。
 海を眺めながら、好きな音楽をウォークマンで聞き、文庫本を開く。
 まぁなんというぜいたく♪

 それに年越しのこういう旅行は普段、一人暮らしの私には、素晴らしいメリットがあります。
 それは、バイキングで正月料理を一通り味わえること。

 いや、一人だと、正月ってたとえば伊達巻でも、黒豆でも、家でそろえるといちいち高いし、量もあって食べきれないし非効率なんですよねぇ。

 でもやっぱ日本人なせいか、正月からいつものごはんに納豆ってのもさみしい。
 今回のツアーでは船のレストランで、伊達巻、黒豆はもちろん、カニやエビやお雑煮などなど、お正月料理を堪能致しました。
 大晦日の夜は、年越しそばも出たしね。
 
 さんふらわあ、よかったな~♪
 素晴らしい年越しになりました。


 
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2018.10.22

すごいぞ、郡山

2018年の9月にイングレス(Ingress)というゲームの「ミッションディ」というイベントが福島県の郡山市であり、私も行ってきました。

イングレスというゲームは、スマートフォン位置情報を元に、地図を見ながら実際のいろいろな場所を周って遊ぶゲームなのですが、ミッションディというのは「スタンプラリー」のように、決められたチェックポイントを周るというイベントです。

9月のイベントに合わせて12個の新しいミッション(スタンプラリーのコース)が作られましたが、9月のイベントの日には私は半分の6ミッションしか周れませんでした。歩いて周ったらけっこう距離があってへとへとになってしまってね…。

全部周らなくてはいけないというルールがあるわけではないのですが、せっかく行ったのに半分しか周れなかったのが残念で、10月に再チャレンジ。
残りの6ミッションをするために郡山へ。
距離があるのは分かってたので今回は自転車をレンタルするつもりだったのですが、なんと当日、レンタル自転車をやってる施設が臨時休業なのが発覚。がっくりきましたが、前泊までして準備万端で来たのにこのままスゴスゴ帰るわけにもいかないし、天気も快晴、とにかくやってみるしかない。

バスで、前回、途中で終わったスタンプラリーの場所まで移動し、そこからミッションを始めました。

郡山市。
皆様、ご存知ですか。
私は実は9月のイベントで来たのが初めてです。存在は知っていましたが降りるのは初めて。
なんだかとても面白い場所でした。

県庁所在地でもないのになかなかの発展ぶり。静岡の浜松とか、群馬の高崎とか、埼玉の大宮とか(大宮はさいたま市になっちゃいましたが)そういう場所はここだけではないですが、後で調べたところ、郡山市は東北では仙台に次ぐ大都市だそうです。
福島県のちょうど中心にあたり、県内の市の人口では沿岸のいわき市に負けるものの第二位とのこと。なぜ郡山は福島県の県庁所在地ではないのでしょう。後で調べたらちゃんと理由はありました。

スタンプラリーで周っているとたくさんの歴史的建造物があり、立派な公園があり、なぜこの場所がこれほど発展しているのか本当に不思議です。
というか、なぜ、知らないんだろう、私。

福島県という場所は現代の私たちにとっては不思議に思えますが、そもそも江戸から明治に変わるときに武士側に着いた会津藩だったところです。
そのせいか、日本史の本流から外れてしまい、ほとんど歴史の授業でもやらないんですよね。
明治維新で近代化に向け歴史がダイナミックに動くとき、主役は西の地域がほとんどで、東側は忘れ去られてしまったようになります。

郡山という場所は、江戸時代は奥州街道の宿場町だったのですが、当時はそれほど人口も多くなく、荒野が広がる場所だったそうです。「水利が悪い」とウィキペディアにはありますが、要は水の便が悪い場所で、耕作もしずらく人が住みにくい場所だったんですね。

ここからは、安積(あさか)高校の古い木造校舎が現在は安積歴史博物館になっており、そこの情報。
(ところでなぜ「安積」って書いて「あさか」で読むのかも謎です。昔からこの場所は「あさか」と呼ばれていたらしいですがそれに「安積」という漢字を当てたのは誰で、どうしてだったのかしらねぇ。)
明治維新によって武士が大量に失業したため、明治政府は武士の処遇に困っていました。実際、反乱とかもあったようです。その対策として、この荒野、「安積原野」を開拓し、そこに士族を入植させようという構想が当時の明治政府に生まれます。

そこから、猪苗代湖の水を荒地に引いて、阿武隈川に流す「安積疎水」の工事が国営事業として始まります。
無論、いろいろと紆余曲折を経て、のようですが・・・

これ、朝ドラとかにしたらどうかな? てか過去、ドラマになったことある?
広大な荒野を豊かな農地に変える広大なプロジェクト。「プロジェクトX」ですね、まさに。

歴史はあまり詳しくないですが「安積疎水」の話はとてもわくわくしました。当時を伝える記念碑やオブジェがあちこちにあり、街を歩いていても楽しいです。開成山神宮や開成館など当時からある建物も残っていますしね。
そうして郡山は今や大都市へと変貌し、現代に至る。

大河や朝ドラにするには地味かなぁ。確かにあまり有名じゃないしなぁ。
でもすごいプロジェクトだったと思うのですよね。

以前、東北の小岩井農場のプロジェクトを知ったときもすごいなぁととても感動しました。
小岩井農場のある場所も広大な原野で、現在のような森や牧場にするために、大変な努力が費やされました。
今も持続可能な森林の維持のために、小岩井農場のプロジェクトは継続中です。

人間の寿命もはるかに超えて、未来に向けて「今」を作る。
そういうプロジェクトにロマンを感じてしまいます。
人間もそんなに悪いもんじゃないなぁと思ったり。

すごいですよ、郡山も。もし機会がありましたら、降りて街を歩いてみてください。

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2018.04.14

一目千本桜 -2018-

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 宮城県大河原町の一目千本桜を見るのはこれで2回目。
 一度目は仙台在住時でしたが、今回は埼玉から新幹線で仙台へ。そこから東北本線で30分下り、大河原町へ。
 それでも8時に地元を出れば10時半に大河原に着きますので、今回も日帰りで見に行くことができました。

 2018年4月8日の桜です。関東から2週間遅れて、仙台では桜満開でした。
 前回、仙台から行ったときも満開だったのですが、天気がよくなくて。今回も快晴ではありませんでしたが、桜と蔵王のコラボを見ることができました。写真はこちら。

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 写真で見るよりも現地で見る方がやっぱり素晴らしく、ほんと、絶景でした。

 最後に満開の様子をもう一枚アップしておきますね。

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2018.02.13

家族っていいね~初めての「さっぽろ雪まつり」~

 一生に一度は見てみたいと思っていた「さっぽろ雪まつり」。
 今年は69回目だったそうで、来年が70回記念だったか。でも、今年は父が77歳、喜寿なので、喜寿祝も兼ねて、家族旅行を企画しました。

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 ホントは、父と母と3人で計画していたんですが、直前で母がインフルエンザになってしまってキャンセル。図らずも三陸親子旅以来の父娘二人旅になってしまいました。
 
 父と娘という二人って珍しいらしく二人でいると「奥様」と勘違いされることがあって、ちょっと困るんだよなぁ~。でも、今回泊まった宿はホテルなので、そういう気まずいこともなく済みました。

 他人から見るとファザコンと取られる可能性があって、あまり大きい声では言えませんが、私は父と二人の旅ってあまり嫌いじゃありません。

 このブログには何回か書いてますが、私の実の母は19年前に病死しています。当時、一人っ子の私と父で、葬式を仕切ってからというもの、私と父は、互いに唯一の家族ということで、なんとなく同志のような感じなんです。

 というか、母が生きていた頃からかなぁ。
 
 母はうつで1年に何カ月も寝込むことが普通でしたから、父はよく子供である私の面倒を見てくれました。
 いや、無論、昨今のイクメンのようにできるわけでもなく、車に乗せて、国道沿いのレストランでお子様ランチ食べさせたりとか。慣れない炊事で、白滝と豚肉の炒め物作ってくれたりとか。会社帰りに自分はラーメン屋でごはんを済ませ、家に餃子を買ってきてくれたりとか。
 ま、いろいろがんばってましたよ。
 
 うつの他にもいろいろ悪いところだらけだった母が60前で亡くなる少し前から私は家を出て一人暮らしを始め、父は母が亡くなる前も後も私に家に戻るようには言いませんでした。

 一緒に暮らしてたらもしかするといろいろあったのかもしれませんが、家を離れると私は家にいるときよりもいい娘になったようです。結婚しない以外はけっこう親孝行してると思うんだな。
 その後、私はごく普通に一人で暮らすことに慣れ、父は母が亡くなって7年後に再婚。
 今は付かず離れずのいい関係です。

 再婚相手の今の母はいい方で、一人暮らしよりはやはりパートナーがいると父もハリが出るらしく。母は父より10歳年下なので、とりあえず私ももろもろ安心なのです。 
 
 再婚してからは3人ででかけることが多かったんですけど、二人で三陸にいったのは、このブログにも記事があるので、見てみると2008年か。ちょうど10年前です。母が亡くなったのは1999年だったので、再婚してからだ。私にとっては、自分が運転免許ないので、父と二人だと運転してくれるんで、都合がいい、くらいのもんでした。
 
 それから10年後の今も、あまり父と私の関係は変わっていません。
 母と3人よりも、一層、気を遣わず、気負わずに自然体でいられるので、楽なんですよねぇ。
 少しは気を遣えよって感じかもしれませんが。

 父は、夏に胃がんの手術をして普通には食べられなくなったことはあり、食べるのは気を遣いましたが、足腰は普段、ゴロゴロしてるわりには大丈夫みたいで、結局、雪まつりの会場を2万7千歩ほど、私と一緒に見物して回りました。いや~よかった。一緒にテレビ塔に上ったりもして、雪まつりを二人で堪能しました。
 
 ・・・多分ね。

 もちろん、巨大な雪像も、そこに映るプロジェクションマッピングもイルミネーションも、大通り会場の特設ステージで生で見るスノボやスキーのジャンプも素晴らしかったんですが。

 全然気を遣わないでいられる家族との旅行というのが、私は久しぶりで、めっちゃ楽しかったようです。

 一人もいいけど、たまには。
 自分よりも、父が雪まつりを楽しんでくれてるのを見るのが楽しいんだよなぁ。これって家族ならでは。
 家族っていいわね。

 かといって、もう結婚はナイけどな~(苦笑)

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2016.05.03

弘前・角館・北上みちのく(葉)桜めぐり

Dsc01287_2 今年のゴールデンウィークは、2日&3日の1泊2日で東北の桜めぐりの旅に行ってきました。
 が。
 今年は桜が早くてね^^;;;;;;;
 角館だってこんなでしたよー
 いやぁ、旅行会社のパックツアーで行ったので、桜が咲いてなかったら、ツアー自体が中止になるだろうと漠然と思っていて、催行するんだから咲いているんだろうって考えでいたら甘かった・・・
 角館がこんな感じなので、しょっぱなの北上はもっとひどかったです。まさに真緑。写真も撮りたくなかったくらいなので、記録はありません。
 
 まあ、今年は、関東でも、3月の彼岸の頃に桜は咲いてしまってましたからねぇ。
 多少嫌な予感はしていたのですが、ここまで緑とは。やれやれです。


Dsc01293_2 一方、こちらは小岩井農場の一本桜。
 この桜も見事だと聞いていたので楽しみにしていたのですが・・・
 咲いている? ん~?
 いえ、これは今朝の8:50くらいの写真なのですが、この頃、天気が曇りでバックが灰色だったのです。晴れればバックに岩手山が見えて素敵らしいのですが、天気のせいでなんだか分からないことに。
 実は、今日は、この後、天気が良くなって、岩手山もきれいに見えたので、残念ながら見に行った時間がまずかったようです。
 うまくいかないなぁ。

 青森の弘前城公園も、ソメイヨシノはきれいに散って葉桜でしたが、しだれ桜がまだ咲いていたので、なんとか桜めぐりの面目を保つことができました。一番下の写真をご覧くださいね。

 しかし・・・いやぁ、こんなことってあるのね。
 旅行って天候に左右されることもありますが、基本、晴れ女の私は、天気が悪くて困ったことはそれほどありまえせん。今回も雨は降ってなかったんですが、桜はいかんともしがたい。
 
 桜は、旅行会社のパックツアーはだめだな。
 ネットで開花情報を見て、思い立った時に、正規料金でもしょうがないから切符をとって、見に行かないといけないんだなぁというのを実感しました。

 角館は桜満開だとそれはそれは美しいそうです。そうね、いつかリベンジするか。

 北上は・・・実は昨年、大河原町の一目千本桜を見に行ったんですよ。天気はその時も今一つでしたが、桜は満開でしたっけ。北上も素晴らしいのでしょうが、もう一度行くなら一目千本桜の方でいいや。

 そのほか、三春の滝桜に花見山。福島の桜も素敵です。
 東北には桜の名所がたくさんあって、行ききれません。

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2016.04.25

おみやげは食器が好き

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 どこかに旅行に行った時に、自分へのおみやげは陶器のマグカップにすることが多いです。いつもコーヒーやお茶を飲むたびに、旅先に思いをはせることができるので。
 笠間に行ったときに買った納豆椀も便利にずっと使ってるな。フランスのシャモニーで買ったマグカップや昔、スキーで蔵王に行ったときのロゴ入りのマグカップも長く使っていたのですが、割ってしまって、今はもう手元になく、そういう失くなってしまったものもあるんですけど、ね。

 陶器というのは、いつまでも色褪せず、ずっとそばに置いておけるのがいいです。今は失き、北海道のグリュック王国で買った、ブレーメンの音楽隊の動物たちをかたどった陶器の置物も昔から変わらず、あるものなー。

 で、冒頭の小皿は、裏磐梯の諸橋近代美術館にあったダリの時計を象ったものです。普通にしょうゆとか入れて使ってます。見るたび、思い出すな。諸橋近代美術館、ダリのコレクションも素敵でしたが、建物もとても素敵で。またいつか行きたいなー

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2016.01.16

八高線

 昨日、初めて「八高線」(はちこうせん)という電車に乗りました。
 
 ご存知ですか、「八高線」。知らない人も多いだろうな~
 れっきとしたJRなんですが、「八高線」の八は八王子。「八高線」の「高」は高崎の高。東京都の八王子から出発し、埼玉県のど真ん中を縦断して、群馬県の高崎を結んでいます。

 しかし、実際に八王子から高崎まで乗る人って少ないのではないかなー。
 
 埼玉県というところは東京のベッドタウンで、南北にいろいろな路線が走っています。横断するのはJR武蔵野線くらいで、要は東西の連絡というのはほとんどなく、鉄道に沿って南北の縦のラインごとに町が広がっています。

 私はJR高崎線が通っている鴻巣市、というところに生まれたので、熊谷、桶川、上尾など、高崎線が通っているところはなじみが深く、自分の中で「埼玉県」というとほぼそのあたりのイメージしかありませんでした。

 ところが「埼玉県」て他にもたくさんあるんですよ。
 大宮から分岐して、栃木県の宇都宮までいく「宇都宮線」。
 スカイツリーの最寄駅を通るということで一躍有名(?)になった、浅草と東武動物公園を結ぶ東武伊勢崎線。
 東武動物公園の先は、日光までつながっています。

 また、個人的にあまり詳しくない埼玉県西部。
 メジャー度でいくと「東武東上線」。池袋から出て、埼玉県の小川町というところまで行っていますが、途中の森林公園という駅までが、東横線など都内からの路線の乗り入れで本数も多いそうです。
 所沢を通る西武線は、同じ埼玉でもこっちはほとんど乗ったことがないし、行ったこともない^^; それこそ文化圏が違うような気がします。トトロの森のある入間とか行ってみたい気はするんですけどね・・・

 そして秩父。埼玉を横断するのは武蔵野線しかないなんて書きましたが、秩父鉄道は埼玉県の北部を横断していて、熊谷と秩父を結んでいます。個人的に乗ったことはあるんですが、ローカルそのものです・・・
 秩父にいくなら、池袋から西武線で行った方が早いんだろうなぁ。

 というような数々の縦のラインがあるわけですが、上に書いた、東武東上線の終着駅、小川町がくだんの「八高線」と接続しておりまして、私は今回、小川町から一駅だけ、明覚という駅まで八高線を利用しました。

 そこに至るまでに八高線の車両は2両しかないし、周囲は何やら山奥の雰囲気を醸し出しているし、不安は感じてはいたのですが、降りてみると、不安的中、「明覚」という駅は無人駅だし、駅前と言っても店もなく、もちろんタクシーもいない^^;

 うわぁ、埼玉県よね、ここ。
 
 9月まで仙台に住んでいて、東日本大震災の復興関係の仕事に携わっていたものですから、仙台から三陸沿岸へは何度も移動していたので、多少のローカルには驚きませんし、タクシーがいないのも、無人の駅も今更って感じですが、まさか、埼玉にもそんな場所があるとは予想していませんでした・・・

 埼玉県って、そうか、この嵐山とか東松山とかの県央部ってこんな感じなのね・・・いや、東松山を一緒にすると東松山の人に怒られそうなので、一応、整理しておくと、埼玉県のこのあたりは比企郡と呼ばれる場所となっていて、東松山は比企郡に入っていません。
 ウィキペディアを見ると、比企郡にはいろいろ歴史もあるようですが・・・知らんなぁ。同じ埼玉にいても。
 
 この記事の最初の方に埼玉の鴻巣生まれだと書きましたが、鴻巣と東松山が隣り合っていたので、たまに、吉見百穴というところに連れてってもらったことがあり、その際に東松山はよく通りました。

 「吉見の百穴」って面白いですよ。
 百穴は「ひゃっけつ」とも読むようですが、私が子供の頃は「ひゃくあな」と呼んで親しんでいました。岩山の側面に無数の穴が空いていて、なかなか異様な光景です。
 ここ、もっと有名になっていいと思うんだけどなぁ。

 埼玉って意外に奥が深いです。私、生まれたときから今まで、たまに他の場所にも住んだことはありますが、通算では埼玉が一番長いと思うのですけど・・・まだまだ知らないところがあるなぁと、八高線に乗って思いました。

 ちなみに、小川町へいく東武東上線にはJRの埼京線から接続するJR川越線の川越から乗り換え。川越という場所も小江戸、川越といって、なかなかの埼玉の名所です。ここは比企郡に比べたら、比べものにならないくらいにぎやかで人通りも多く、駅も新幹線こそ止まりませんが、大宮に引けを取らないくらい(当社比)のターミナル駅ですので、まだ行ったことのない方はぜひ足をお運びください。

 

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