2026.03.01

poem(136)

   3月

冷たい風に首を縮めて歩いていた
冬がもうすぐ終わるね
今日から3月だ
顔を上げていこう

3月が特別な季節になったのはいつからか
きっと桜の咲く並木道で母を見送ってからだろう
その前の3月には
灰色の空から冷たい雨が振る窓辺から
病室の母の寝顔を見ていた
別れを予感しながらも
私はただ子供の頃に母に教わった
懐かしい歌を口ずさんでいた

新しい季節がやってくる
その前の別れの3月
やり残したことはないか
伝えられなかったことはないか
忘れていることはないか

鳥はやがて北へ向かうだろう
水仙やチューリップは芽を出すだろう
何かが大きく動くだろう

悩んでいることはそりゃまだたくさんある
将来への不安も消えないけれど
こだわりや思い込みは全てここに置き去りに
出発の準備を始めよう
さあ 3月だ
顔を上げていこう

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2024.12.27

poem(135) 死が二人を分かつまで

人は誰でも自分以外の「人の心」は分からないけど
想像することはできる

きみが考えていることも いつも一緒にいたって
私には分からないことも多いけど
きみが私を好きでいてくれることは分かる

2022年の11月 きみが自分の気持ちを話してくれた日に
私にはきみのためにできることがあるって気がついた
きみがかつて好きだった人を喪失する悪夢を見て目覚めた時
失った日は取り戻せなくても
私がそばにいるから 今も幸せだって感じて欲しい

過去に起こってしまったことは変えられない
未来はこれから作ることができる
きみの幸せな未来のために私が必要なら
ずっとそばにいたいんだ

きみが笑ってくれて私も一緒に笑って
そんな日々を1日でも多く一緒に過ごしたい

それでいいの?って友達に言われるけれど
きみが私を大事にしてくれるから
私は一人だったときよりとても幸せ
私ときみさえ分かっていればいいよ

人として尊重されること
大好きでいてくれること
それさえあれば他に何もいらない
一緒にくらすようになって2年
2年経ってもきみが好き

3年後も4年後も10年後も…ずっと
死が二人を分かつまで

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2024.04.14

poem(134)

     この瞬間

 

晴れて気持ちの良い風がカーテンを揺らしている

お気に入りのリクライニングチェアーに腰をかけ

テーブルをはさんで向かい側にいる

大好きな人の横顔を眺めている

この瞬間がこのままずっと続けばいいのに

 

でもそうはいかない

デートの帰りに駅から家まで一緒に歩いたり

布団に入って寝るまでの間に手を繋いだり

それ以外にも一緒に暮らしたこの1年で

たくさん幸せな瞬間があって それはおそらく

この先も繰り返されるのだろう 何度でも

 

だからこのまま時を止めずに

あなたと歩き続けよう

また明日も

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2024.01.05

poem(133)

         新年に

あけましておめでとう

彼氏、彼女として付き合い始めてから1年と4ヶ月
一緒に暮らし始めてから9ヶ月
私がこっちへ引っ越してから2ヶ月
まだ二人を語るには短いけれど
来年もきっと二人でいるだろうな
もう引っ越しちゃったから簡単には出て行かないよ?
今年もたくさん思い出を作って
今年もたくさん一緒に笑おう
一人よりも二人でいると楽しい
君もそう思っていてくれるならよいな

いつもそばにいて
いつも話を聞いてくれて
手を伸ばすとそばにいて
いつだって私がここにいることを認めてくれる
君が大好きなんだ

今年もよろしくね

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2023.12.21

poem(132)

「けっこん」
結婚しても しなくても
これからずっと君といることは決めてるんだ

結婚してもしなくても
これからも君が大好きで
君も私を大好きでいてくれるって
信じてるよ

結婚してもしなくても
私達は毎日いっぱい笑って
お互いを肯定し合い それで幸せを感じて
この人生で出会えることができて 残りの半分を一緒に生きていけて
よかったって思えるよね

だからさ
結婚してもしなくてもいいんだけど
ウェディングドレスで写真だけは
一緒に撮ってね

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2023.05.09

poem(131)

「ネコの気持ち」 

ネコの気持ちは人間には分からない 

ネコも人間の気持ちは分からないだろう 

それでも私達、人間はネコが大好きで

ネコが気持ちよさそうに昼寝をしていると 

見ているだけでとても癒やされるし なでてあげたくなる(そしてうるさがれる)


だから 君が私をどう思っているか、なんて 

君にしか分からないことを 私が気にしたってしょうがない

ひざの上で丸くなるネコのように

隣で眠っている君を見ながら 

私はただ君を好きでいるだけで

きっといいんだ

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2023.04.04

poem(130)

    不思議 

いつも一人だった

旅行に行くのも

映画にいくのも

ご飯を食べるのも

起きるのも 

寝るのも 


いつも一人だったから 

一人が当たり前だと思ってた

何でも一人でできなきゃいけないし 

一人でできないことは望んではいけないと思ってた

何の疑問もなかったから 


寝てる時に君が隣にいるのって 

とっても不思議なんだ

それが嬉しいのも 

とっても不思議なんだ

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2023.03.26

poem(129)

  「満開の桜の下で」

君と付き合ってようやく7ヶ月経って

8ヶ月目から一緒に暮らし始める

君と迎える初めての春

今年の桜はずいぶん早かったね

 

未だに私はずいぶん疑問なんだ

君は私が好きで

それを疑うことはもうとっくにやめたんだけど

それでも本当に 私でいいんだろうか?

 

私は君のために変わらない

君の隣では私が私のままでいられることが分かったから

一緒に暮らしてみるつもりになったんだけど

君はどうだろう 何か変わった?

 

私達は一緒にいることで

お互いがお互いのために何かする度にありがとうを言い合い

それによって自己肯定感をお互いに高めていける

存在を決して否定せず 

応援し続けてくれるパートナーがいつも隣にいることは

なんて幸せなことなんだろう

 

満開の桜が今夜は雨で濡れている

次の春は私達はどうしているだろう

今年の桜はこの雨で二人で見上げることは叶わなかったけど

来年は満開の桜の下を

君と二人で歩けるだろうか

そんな未来を夢見ていいのだろうか

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2023.03.12

poem(128)

  「変わらないでね」

私があなたを好きなのは

あなたが自分の「好き」を隠さないから

自分が何がしたいか

何ができないかをよく知っていて

自分のために自分の人生を生きているから

 

私はそんなふうに生きているあなたが大好きで

この先もあなたには自由に 自分らしく生きて欲しい

私のために変わって欲しくない

 

変わらないでね

自分のために自分らしく生きることを

私のためにやめないでね

 

でも 私を好きでいることも 変わらないでね

「ありがとう」の言葉も 優しいハグも

あなたが私に向けてくれる想いを

私はいつでも待ってるから

 

あなたが変わらなければ 私も変わらない

大好きだよ きっとこの先もずっと

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2023.03.06

poem(127)

         「怖かったんだ」

 

もうずいぶん長いこと生きてきて

とっくにあきらめていたんだよ

誰かに愛されることを

 

一人でも平気だったんだ

私はちゃんと一人でもやっていける

このまま一人で死んでいっても それはそれでいい人生だって

笑っていつでも終わりを迎えられるって思ってたんだよ

 

なのにさ

ちょっと出会うのが遅過ぎない?

もっと早く出会えてたなら

昔 想像していたように3人くらい子供がいて

肝っ玉かあさんになったんだよ?

 

なんてさ…分かってる

充分急いで来てくれたんだよね

大丈夫 間に合ったよ ありがとう

 

大好きだよ 

もっと早く出会えてたらよかったけど

でもこれからだって遅くない

これからはずっと一緒にいて たくさん笑おうね

 

怖かったんだ 本当は

ずっとひとりぼっちでさ さみしかったんだよ

でも誰にもそんなこと言えなくて

だって言っても仕方ないよね

目が覚めても一人なんだから

 

…うん、そうだよ 君もそうなんだって知ったあの日に

もうこれからは君を一人にしないって思った

目が覚めたら一人じゃないって

それだけのために君のそばにいたいって

 

いつかまた一人に戻るときが来るとしても

うん そうなんだ いつもそんなことも考えちゃうんだけど

そんな私をずっとそばで見ていてね

ずっとずっと 隣で見ていてね

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